Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

@酒とワインと肴と魚

 

 結婚記念日アフター・ビフォアにゃんしーさん誕生日ディナー。加島グルメの一歩(いっぷ)です。
 ワインを1本すごい勢いで空けて酔わなかったのに、次に日本酒を一杯のんだら速攻で酔いました。日本酒が美味しくのめるひとになりたい。

       

小川洋子『不時着する流星たち』

 


     

  • 第一話 誘拐の女王
  • 第二話 散歩同盟会長への手紙
  • 第三話 カタツムリの結婚式
  • 第四話 臨時実験補助員
  • 第五話 測量
  • 第六話 手違い
  • 第七話 肉詰めピーマンとマットレス
  • 第八話 若草クラブ
  • 第九話 さあ、いい子だ、おいで
  • 第十話 十三人きょうだい
  • 解説 鴻巣友季子

     
 叔父さんの話を読んで、自分の亡くした叔父を思い出して涙ぐみそうになった。もっといっぱい会いたかったと思う。若々しくて気の良い、気の良いという表現が実に似合う、優しい叔父だった。

 以下微妙にねたばれなので畳みます。

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小路幸也『早坂家の三姉妹』

 

 kindleUnlimited にて。読了したのは実は6月6日でした。その頃から色々ブログに書こうとして、全然追いついていません。その頃からかどうかも判じえませんが。多忙過ぎてあっと云う間だったというより、コンテンツが多くてブログや手帖にアウトプット出来ていないということで、手紙だの郵便だの書く仕事だの迷惑をお掛けしているのですが、私としては大丈夫です。いや迷惑を掛けていて大丈夫なわけはない。

 本作は、長女あんず、次女かりん、三女なつめの三姉妹を中心とした物語。私は姉妹の出てくる小説っていうものは滅法好きで、勿論若草物語も好きだし、本作も若草物語もそうですが、ちょっと大人の年齢になり掛けている姉妹や、成人した姉妹の話になるともっと良い。あんず、かりん、なつめ、も可愛らしいひとたちでした。姉妹だから似ているところもあるし、姉妹だからこそ違いがあるところもある。そういう描写がある小説が好きです。私に実の姉や妹がいなかったから子どもの頃から好きだったのかも知れないけれど。
 

さすがにこれだけ人が集まると、ちゃぶ台が小さくなってしまうけど、真里奈さんはそのまま襖の前にちょこんと座っていた。向坂さんの隣に私、淳史くんのすぐ後ろにかりん、そして私がお父さんの向かい側に座って、なつめがすすすっ、と下がって真里奈さんの隣に寄り添うようにして座った。二人で顔を見合わせて微笑んでいる。

     
 別にkindle書籍で読むなら関係無いような気もするけれど、私は徳間文庫って好きです。
「面白い本だな〜」……あ、徳間文庫だ!?(にこにこ顔になる)っていう感じです。

 初めて読む著者の方ですが、メフィスト賞受賞作家さんなんですね。
東京バンドワゴン」っていうシリーズが面白そう。こちらも、『早坂家〜』も人数多めの家族という共通点がありますね。

2002年11月「空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction」で第29回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビューする。

 小路幸也 - Wikipedia

 2002年受賞というと、まだメフィスト誌を買っていた頃なので、バックナンバをひっくり返してみましょう。

     
      

      

エナメール、もっとのせて、あの空の色、あの丘の色

      
 

 土曜にネイルを塗って貰いにいったら、ネイリストさんと家人の話になり、どういった顛末か分からなくなっちゃったけれど「旦那さんも塗ったらいいじゃないですか」と云われたので、手始めに私が手持ちのマニキュアを塗ってあげました。指が長いからか、(または私の身贔屓か)かっこよくて良いわね。

 実家の母に写真を送ったら「そうそう私もにゃんしーくんも塗ったらって云おうと思ってたのよ」とか云われて、え、なんでみんなそんなに思ってたんですか、ときょとんとしつつ。ネイヴィブルーなんかも買ってきてあげよう。

 家人はこれで身支度をして、今日は作家さんのトークショーに行ってきたそうです。

       

「ダ・ヴィンチ 」1999年2月号

 にゃんしーさんが、最近柳美里さんの本を読んでいる関係で、1999年に私が買ったダ・ヴィンチを出してきてあげたら、柳美里さんご本人にもtweetが発見されてしまった話。1999年2月っていうと、まだ私は処女作を書く前ですね。わりと直前か。

 


 

 最初に手に取った著作は『水辺のゆりかご』で、次が『魚の祭り』でしたね。『自殺』は今でも年始には必ず読みます。

 

 このときの「ダ・ヴィンチ」ではのちに『男』という小説集になる話が連載されていました。これは当時の私にはアダルトでしたね好きだったけど。

 

 中学生で文芸界のことも何も知らなかった頃、元々、きれいな名前の著者だ、という気持ちで手に取りました。

        

 

森博嗣『オメガ城の惨劇』

 

 


 オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

 犀川創平の登場はこれで最後です、と違う書籍について宣言されているのを読んでから幾年月。
 本作は、どんな、SAIKAWA Soheiなんでしょうね。

 というか森先生、サーヴィスモードかしら。

 単行本とノベルスと電子書籍が一度に発売されるっていうのは、デヴュー当時の森先生がおっしゃっていた「単行本と文庫本が同時に発売さえれれば良い」という意見の実現だなあとも思いました。それから、単行本の値段に慄く世間の声(どこ?)を聞きましたが、『アイソパラメトリック』を買い、『四季』(単行本)を買ってきた僕に怖いものなんてありません。財布がつらくなったら食事を抜いて読めば良いのです。こういうマインドだけは学生時代のままで、保っておきたいですね。年齢重ねたら無理は出来ないっていう説もあるけれど。(勿論家人の食事は抜きません、当たり前つこは知っている)


   ○


 私が自作の小説で、-erのつく単語を片仮名表記するときに伸ばすことを減らしていることを受けて、批評文と称して「森博嗣の影響を濃く受けた書き手(笑)」みたいに云われるんですけど、私はすべF以前から、コンピュータはコンピュータで、エレヴェータは、エレヴェータなので、お門違い。なんだよね。とエンジニアの彼氏に零したら、「そりゃ物理やってるんだからこれが当たり前だよね」っていう愚痴の話でした。
 そろそろ、森博嗣文体ですねっていう定型ディス止めない? みたいな。
 僕は森博嗣作品を読むよりずっと以前から、物理と数学が好きです。ついでに云うと表記揺れは媒体ごとになんちゃらかんちゃら(以下、京極夏彦さんの下記リンクへ)

 京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆(1/6) | JBpress (ジェイビープレス)

 京極さんってinDesignで執筆されているんですね。

     


     

夕焼け

 

 

 



 家から見える夕焼けが、秋になるとぐんとちからを増す。ということに、気づいたのは引っ越してきてから2年目だったように思う。私は西陽の威力にわたわたと部屋のなかを移動していて、家人は或る日その西陽に気づいて、すぐにレースのカーテンを買ってきて吊るした。私は家人の事態解決能力と、私の事態解決能力の欠如に圧倒され(おもに後者に)項垂れてカーテンの影に入った。

     
      



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