『ダ・ヴィンチ 』1999年2月号の柳美里さん

　にゃんしーさんが、最近柳美里さんの本を読んでいる関係で、1999年に私が買ったダ・ヴィンチを出してきてあげたら、柳美里さんご本人にもtweetが発見されてしまった話。1999年2月っていうと、まだ私は処女作を書く前ですね。わりと直前か。
　この写真はとても素敵だと思っていて、この写真の模写のイメージ（模写のイメージとは）で絵を描いてみたりもしていました。中学生です。

　

おお、よく持っていましたね。
わたしも持っていません。
23年前だから、31歳の時ですね。 https://t.co/ChYdTgepAq

— 柳美里 (@yu_miri_0622) October 14, 2022

　最初に手に取った著作は『水辺のゆりかご』で、次が『魚の祭り』でしたね。『自殺』は今でも年始には必ず読みます。

水辺のゆりかご (角川文庫)

魚の祭 (角川文庫)

自殺 (文春文庫)

　このときの「ダ・ヴィンチ」ではのちに『男』という小説集になる話が連載されていました。これは当時の私にはアダルトでしたね好きだったけど。

男 (新潮文庫)

　中学生で文芸界のことも何も知らなかった頃、元々、きれいな名前の著者だ、という気持ちで手に取りました。