Entries from 2015-10-01 to 1 month
白いゆめ そろそろ帰らなくちゃと思いながら ふうちゃんとなっちゃんと 路をあるいている 公園があって 冬だから寒い 裸木がほそくてんてんと立っている しばらくすると 淡いピンクの あの儚い薄い花びらが見えて あ さくら 私たち三人はびっくりする そうだ…
私の分の魚まで食べていた 247 - ヴォトカ流れる河のほとりで この短いフレーズに、どうしてこんなに美しく感じるんだろう。 言葉の向こうに彼女が居るから? ではなく、フレーズだけで完璧だと思えるから……?
池田浩士先生の著作が、今回は購入し易い場所から発行するように執筆なさったとのこと。 大切に読む。 下記、読み終えたら次に買う。 歴史のなかの文学・芸術―参加の文化としてのファシズムを考える (河合ブックレット) 右翼も左翼も嫌いだし、飢え渇き以上…
思い出すと哀しくなる友だちはいるけれど、 やっぱり嫌いになったとか、本当は嫌いだったとか、 そういうことになったことは今まで一度も無いと思う。 女子校だったから、特に女の子の友人。 この写真撮ってくれたきみにはこの世ではもう逢えないけど、 よく…
正しく生きることを正義とするひとに、正しい生き方をすることは正しいことではないと訴えたくて、けれど云えない。
檸檬の沈む湖 炭酸水の波が 打ち寄せる浜うつつ砂に頬を寄せ 懐かしい歌を 嘆息のように さんざめく 風 ゆうべ浜辺をもとおれば ヴォトカ流れる川の向こうの 友人の家を尋ねゆかん 百合を一輪たずさえて
侘びしさの淡くうすい青の波が瞼の裏で寄せているので 私は懐かしくてそこへ戻りたくて それは記憶には無いのにかなしいほどに 懐かしくてまた泣いてしまう 君の日々は誰の話なの あなたは誰の話なの それは誰の話なの 私は誰の話なの