友人が傘を買ったらしいので、
私も傘の購入を決めた。
Weil ich sie liebe
逢いたいものです。
友人が傘を買ったらしいので、
私も傘の購入を決めた。
Weil ich sie liebe
逢いたいものです。
スカートを穿く義務が無くなるくらいのことで、
あなたたちの違和感は消えるんですか?
私はどちらにしても、
ここに居ることを許されている気持ちなんて持てなかったし、
今も持てません。
女子の記号を纏っていた方が、
まだ愛されていた筈だと信じていたから、
私は女子校でわらっていました。
本気で髪型を自由にしたいひとは、
私服で通学したいひとは、
他校を受験したので、
ただそれだけのことだと思ったりもします。
〝少女〟を描く創作を小馬鹿にしてくるそのひとこそが、
いちばん少女を気持ちよく消費している。
気色が悪い。違う世界で生きていたい。寄ってこないで。
最近は成人しながらにして
少女であるままの責任感を持つ気概を
考えたりしています。
ねえ、今日一緒に帰ろう。ただの、そんなことが、怖かった。
お弁当をひとりで食べていることについて、何も動じていない筈だった。〝ぼっち〟という解りやすい痛みに心を仕立てる軽薄さを、見くだしている、筈だった。
中学校からバス停まで徒歩、バス停のあちらこちらで、言葉を交わす同じ中学の生徒たち。俯くわたし。
夜。
ふいに涙があふれた。
誰も一緒に帰ってくれない。いつだってそうだった、小学校のときからおんなじだ。だから全然悲しくない。帰り道は花を摘んで本を読んで空を見て、だから淋しくない、なんにも悲しくない。
新年度はいつも胸がくるしい。新緑の臭いはカルキに似ていて嫌い。帰り道はひとり。
第七十四回のお題は「道/路」です。野道、道路、路地等、「道/路」の入った言葉や比喩的表現でもOKです。「道/路」にまつわる光景を作品にして下さい。
— Tw300字ss (@Tw300ss) April 2, 2021
概要→ https://t.co/PJh41DIrmY
に沿って4/3日21時~23時に #Twitter300字ss と @Tw300ss をつけて投稿して下さい。