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Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

はてな題詠「短歌の目」2017年4月

はてなブログ「短歌の目」4月分です。

tankanome.hateblo.jp


題詠5首

1)皿
皿皿皿皿割つた破片を掃けよきみ今も諧謔は燻るね

*1

2)幽霊
飲食店こゝろが煤け幽霊の眼で嘘の座り方する

3)入
雨は唯ふれば降るだけ西日から入り日なみだは泣けば泣くだけ

4)うそ
血が出たり皿が割れたりそれは只淋しいからで嘘を吐きたり

5)時計
雨は止む時計は戻る温かいプラステイツクの食事出される



題詠5首「新」

二十五を過ぎし後にも卯月きて新入生の記憶疼きぬ

ウエーヰと云ふ人の中酒呑みて新たまねぎをとくとく解く

新しい靴が欲しいよ今は未だバリヤを張つて歩きたいんだ

新品の珈琲フロート濃いいろで新し過ぎるスプン刺せない

寝れば朝、寝なくとも明日、新しい 見知らぬ奴だ石を投げたい





https://www.instagram.com/p/BTWiuRglt8x/


   

*1:「皿皿皿皿……高橋新一

百合俳句鑑賞バトルメモ

@bltanka

一回戦
人形のだれにも抱かれ草の花/大木あまり
(『雲の塔』収録、長谷川櫂編著『現代俳句の鑑賞101』より孫引き)

note

二回戦
鬼灯を裂く過ちの初めかな/正木ゆう子
(句集『羽羽』より)
note

三回戦
戯れの遺書は螢のことばかり/小泉八重子
(『愛と死の夜想曲 二十世紀名句手帖―人事篇』より)
note


https://www.instagram.com/p/BSIIjy1jIpE/

投句没作

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 花筏幼虫たちがじわじわと


  
   +


 句誌『点』に10句投句しました。
 ここに揚げているものは没になったもので、句誌の方には「Jポップ十句」という、思い入れのあるJポップ歌手から作句した10句を掲載して頂きました。5月頃完成するそうです。他にもゲスト寄稿の方も多いようなのでよしなに。

 
 punkto.hateblo.jp


 俳句は、ずっと前「羈旅」に誘って頂いたのが初めで、その頃は迂闊にも五・七・五で短詩を詠むというような認識の程度で投句してしまったのですが、主催の人の勉強を日々blogで読んでいると、これはとんでもない世界だなと思って、身が引き締まるとしか云えません(元々緩いんですけど)

 『点』創刊号、よろしくお願いします。


 


  

film*4

 

ユメノ銀河 [DVD]

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ヴィオレッタ [DVD]

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 作業をしていたら4本流してしまった夜。
 twitterなどでログを録っているので知れると思うのですが、何故自分が『ユメノ銀河』を常備薬の如く観ているかというと、USBフラッシュメモリに入っているデータが、DVDプレイヤに挿さっているので、ひとつの映画が終わると自動的に始まるのです。というか実際の理由は単に大好きだからですが。小倉拓也氏に「『ユメノ銀河』好きだよね。もうひとり『ユメノ銀河』が好きなひとを知っているけど、そのひとも女性で、」と話されたのですが、もしかしてこの映画は中毒性があるのではないでしょうか。興味があったら試してみてください。中毒になったひとは気が向いたら教えてください。

 
【劇場予告】 ユメノ銀河

 『ヴィオレッタ』は、白昼社『文藝誌オートカクテル2015耽美』に付属している、赤木杏著「耽美映画の標本」で素晴らしいコラムが紹介されています。

 
『ヴィオレッタ』予告編

 

文藝誌オートカクテル2015 耽美 (白昼社文藝誌オートカクテル)

文藝誌オートカクテル2015 耽美 (白昼社文藝誌オートカクテル)

  • 作者: 伊藤なむあひ,にゃんしー,赤木杏,ひのはらみめい(そにっくなーす),山本清風,牟礼鯨,霜月ミツカ,恣意セシル,ちょまっこりーな,馬場めぐみ,水銀,eb,泉由良,なかの真実
  • 出版社/メーカー: 白昼社
  • 発売日: 2015/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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火は綺麗

火は綺麗


    

はてな題詠「短歌の目」2017年 3月

はてなブログ題詠「短歌の目」3月分です。

tankanome.hateblo.jp




題詠5首

1)草
仮の名を早苗と名付けた晩冬が今は「草子」と名乗ってわらう

2)あま
「終わりだけゆめみてた」四年前の日々「あまい」を歌った四月ばかりの

3)ぼたん
葉ぼたんをキャベツのサラダに飾るなら花のぼたんはディナーのメイン

4)鳥
鳥の眼が飛び去ったあとの冬の日はいつしかパンを蒔かなくなった

5)雷
開かない部屋の氷雨の子供たち春の接ぎ目に落ちた雷

*1

テーマ詠「捨」

掃除好きの親が云うには捨離捨離と小気味の良い音がするのだと

仮令ばね捨子だったら幸せが淋しくなかった微塵のひかり

水の音が遠く遠くにささやけく砂を捨てずに季節を過ごす

この日々はもう欲くない鍵を開けたままで出る掃除機は捨てる

木曜日ものを捨てることは怖い燐寸を出してロープを吊るす










2月に参加した記事はこちら。

vodka.hateblo.jp



   

*1:「あまい」大森靖子



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