Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

岩井俊二とか。

 

 Sound Produced by Chara 
 Music Video Director:岩井俊二

 とのことだったので拾っておきました。正直『リリイ・シュシュのすべて』や『花とアリス』のあの才は何処にいったんだろう、と思ったりもしますが、ちゃんとよくよく見たらいいのかも知れない。今は分からない。思うのは、採り入れている光量がいつもよりずーっと少ない。どうしたんだろう、まるっきり変わったの? って思いました。要するにここには映像美を見つけようと頑張るなら、配置の妙しか無い。MVと映画では別なんだよ、と云われればそれまでですが。Chara岩井俊二監督が仲良くしただけの事情だったらつまらないなと思います。

 と思ったけど、リリイ・シュシュのすべて(2001)の公式MVをYoutubeで見つけらず貼れませんでした。検索は下手です。


 

 やっぱり『リップヴァンウィンクルの花嫁』(岩井俊二監督・2016 )にしても、このMVの片鱗はあるけれど、やっぱりこっちの方にあるものがMVには無い……。なんか、びっくりしたので貼っておきます。また見てみようと思います。
 

花とアリス 特別版 [DVD]

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 でもクリエイタの本質って、「これは出来上がった、次いこ、次」っていう気質でもあるかも知れない。うーん、と……。



 ところで私は本文を読んでいないので又聞きというやつで何とも云えないのですが、『桐島、部活やめるってよ』でオタクキャラの趣味がゾンビ映画から岩井俊二ファンに映画版では変更されている点について、

柳下毅一郎は、現代においてオタクがゾンビ映画とかいうのはむしろファンタジーで、そういうオタクより、岩井俊二ファンのほうが悲惨だからよい、と指摘していて、

 という文言を読んで、をを、と思いました。まあ私はリリイ・シュシュ好きだけどね。少し年下の友人と少し年上の友人には挙って嫌われた記憶があります。


グライド

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