Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

『ダ・ヴィンチ 』1999年2月号の柳美里さん

 にゃんしーさんが、最近柳美里さんの本を読んでいる関係で、1999年に私が買ったダ・ヴィンチを出してきてあげたら、柳美里さんご本人にもtweetが発見されてしまった話。1999年2月っていうと、まだ私は処女作を書く前ですね。わりと直前か。
 この写真はとても素敵だと思っていて、この写真の模写のイメージ(模写のイメージとは)で絵を描いてみたりもしていました。中学生です。

 


 

 最初に手に取った著作は『水辺のゆりかご』で、次が『魚の祭り』でしたね。『自殺』は今でも年始には必ず読みます。

 

 このときの「ダ・ヴィンチ」ではのちに『男』という小説集になる話が連載されていました。これは当時の私にはアダルトでしたね好きだったけど。

 

 中学生で文芸界のことも何も知らなかった頃、元々、きれいな名前の著者だ、という気持ちで手に取りました。

        

 

森博嗣『オメガ城の惨劇』

 

 


 オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

 犀川創平の登場はこれで最後です、と違う書籍について宣言されているのを読んでから幾年月。
 本作は、どんな、SAIKAWA Soheiなんでしょうね。

 というか森先生、サーヴィスモードかしら。

 単行本とノベルスと電子書籍が一度に発売されるっていうのは、デヴュー当時の森先生がおっしゃっていた「単行本と文庫本が同時に発売さえれれば良い」という意見の実現だなあとも思いました。それから、単行本の値段に慄く世間の声(どこ?)を聞きましたが、『アイソパラメトリック』を買い、『四季』(単行本)を買ってきた僕に怖いものなんてありません。財布がつらくなったら食事を抜いて読めば良いのです。こういうマインドだけは学生時代のままで、保っておきたいですね。年齢重ねたら無理は出来ないっていう説もあるけれど。(勿論家人の食事は抜きません、当たり前つこは知っている)


   ○


 私が自作の小説で、-erのつく単語を片仮名表記するときに伸ばすことを減らしていることを受けて、批評文と称して「森博嗣の影響を濃く受けた書き手(笑)」みたいに云われるんですけど、私はすべF以前から、コンピュータはコンピュータで、エレヴェータは、エレヴェータなので、お門違い。なんだよね。とエンジニアの彼氏に零したら、「そりゃ物理やってるんだからこれが当たり前だよね」っていう愚痴の話でした。
 そろそろ、森博嗣文体ですねっていう定型ディス止めない? みたいな。
 僕は森博嗣作品を読むよりずっと以前から、物理と数学が好きです。ついでに云うと表記揺れは媒体ごとになんちゃらかんちゃら(以下、京極夏彦さんの下記リンクへ)

 京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆(1/6) | JBpress (ジェイビープレス)

 京極さんってinDesignで執筆されているんですね。

     


     

夕焼け

 

 

 



 家から見える夕焼けが、秋になるとぐんとちからを増す。ということに、気づいたのは引っ越してきてから2年目だったように思う。私は西陽の威力にわたわたと部屋のなかを移動していて、家人は或る日その西陽に気づいて、すぐにレースのカーテンを買ってきて吊るした。私は家人の事態解決能力と、私の事態解決能力の欠如に圧倒され(おもに後者に)項垂れてカーテンの影に入った。

     
      

iro-how!!

 gifアニメになりました。
 嬉しいときに感情をジャグリングで表す、イロハウサギのイロハウ。
 被り物をして、ミトンを嵌めています。


 


      

スープ詠

       

 ねこちゃんにスープふぅふぅしてくださいコンスープほどの安心ください


           
 放送大学短歌会の10月の題は「スープ」、上記は没作です。

 ねこちゃんのこと採用しないの? ねこちゃんなのに駄目なの? ねこちゃんなのに。ねこちゃんのこと、ねこちゃんなら没にしないのにーーねこちゃんなのにーーーえーんえーん。かなしい! かなしい! えーんえん。えーんえん。

 ねこちゃんは泣きました。

 

 
        


        
          



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