訃報
— LOW HIGH WHO? (@LowHighWho) September 10, 2019
ともちゃん9さいこと、田中智子さんが令和1年6月未明に
ご病気が悪化した為、享年43歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼に深謝し、お知らせ申し上げます。
なお、密葬の儀は近親者のみにて相済ませました。
今後、お別れ会を年内に予定しております。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/qI3UT7NQ30
訃報
— LOW HIGH WHO? (@LowHighWho) September 10, 2019
ともちゃん9さいこと、田中智子さんが令和1年6月未明に
ご病気が悪化した為、享年43歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼に深謝し、お知らせ申し上げます。
なお、密葬の儀は近親者のみにて相済ませました。
今後、お別れ会を年内に予定しております。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/qI3UT7NQ30
twitterで桜鬼さんが「太宰治が読みたい気分」というようなことをpostしていらっしゃったので、いきなり薦めました。無事(無事というか)それを受理していただいたので、私も再読。
常々云っていますが、太宰治のなかで好きなのは『葉』です。
桜鬼さんのwebサイトはこちら。ご本人の持っていらっしゃる綺麗な雰囲気によく似合う綺麗なサイトです。楚々とした方、と云い切りたいような気もしますが、かなりガッツのある感もあり良いです。
naminoyorube.jimdo.com
この本は紙書籍版を月末にHBaNICEDというイヴェントで、ひざのうらはやお氏から購入する予定ですが、kindleUnlimitedに登録されていたので読みました。たぶん電子書籍の方だけだと思うのですが、段落文頭一字下げが無い……。今田ずんばあらずさんとへにゃらぽっちぽーさんの童話風(?)かと思うものが2篇、ひざのうらはやおさんの恋愛小説、ほか、という感じでした。そしてこのひとたち、横浜住み軍団ではない。勘違いしそうになりましたが、そうじゃないんだ。縁がある、程度のひともいる。むしろ静岡に住んでいる筆者もいる(!)
横浜らしさなのか(?)家系ラーメン(かけいとは読まない)の話が2篇もありましたが、関西住まいの自分にとってはよく知らない世界。ひざさんの、横浜と神戸を繋いだ恋愛小説が良いなあと思ったり(神戸&横浜セットは、2019年創作界のブームかも)。
ブルーライトヨコハマに掛けている部分がある掌編も2作ありました。
文学フリマなどで多少お話したことのある方々が執筆陣なので、座談会の部分は身近な気分で読了。
執筆陣のなかでも特に、ひざのうらはやおさんのブログは楽しんでいます。(これは拙著のことを書いていただいた記事のひとつ)
houhounoteiyudetaro.hatenablog.com
以前、と云ってももう10年以上前、親密にしていた女の子はaikoが大好きな子で、初ライヴ参加なんかもaikoだった。コンサートライヴに行くようなタイプにも見えなかったけれど、「花火」を聞いたときに、これは他の歌手とは違う、というような直感があった、と、「カブトムシ」がリリースされるより前に話してくれた。その後、aikoはオールナイトニッポンコムの水曜日を担当して、私は毎週数学を解きながらそれを聴いていた(どうしてだか常に数学だった。多くは青チャートだが、何故あの時間は数学だったのだろうか、判らない)twitterもSkypeもそれよりもいにしえのメッセンジャも無い頃、夜は一人分しか入れない時間でしかなかった。独りの部屋で、ラヂヲから朗らかなaikoの笑い声や弾き語りが溢れて、「歌う前髪一直線」aiko姉さんは私も、とても好きだった。
その友人とはいっときを境に連絡を取り合わなくなってしまった。私は当時からのペンネーム(ハンドルネーム)を変えていないので、連絡が取れなくなったひとでも、検索すればすぐに見つけられてしまう。でもみんな検索さえ、しないだろう、たぶん。私としても、何点か合わせるかおが無い。本当は逢いたい。でも合わせるかおは無い。
合わせるかおが無いというのは、妙なプライドとか、そういうことなのだろうか? 恥ずかしい。申し訳ない。私は申し訳ないことを沢山したから、逢いたいあの子に逢えたときは、なじられるしか無いと思う。子どもだった頃を切り売りするように小説を書いている現在だから、尚更、それはもうぶたれても仕方がないと分かる。こう書くと、今現在の知人友人にも悪いことをいつかするのではないかという感じだが、あの頃については恨めしさがあった。悲しいが恨みと妬みを持っていた頃のことは小説にしてしまうだろうけれど、今現在のことはそうではないのではないかな、ともし生きているなら10年後の自分に云ってみたい。結局私が気持ち悪いほどの恨みがあるのだ。私だけのユートピアの地獄。小説家はそういうことをしてしまうものだろうか? しかし、3年ほど前、3年間台湾で独りだった時間を越えて、私は何かの期待を諦めた。もしかしたらそれがおとななのかも知れないけれど、そんなの既に晩年だ。
私たちのなかの一人が亡くなったあと、私たちはバランスの悪いガラス細工みたいな均等で日々を続けていて、それは傾いて私は独りになって、勿論そういうことを今現在blogに書くのそれ自体も(それ自体こそが、だろう)合わせるかおが無い理由である。
なのに淋しい。淋しい私は最低だ。
14才のときに作ったペンネームを、このまま変えないでゆけるだろうか。
そういうお話を、作りました。
あれも素晴らしくて これも素敵だった
(「今度までには」)
何度目かにまた観ました。奥菜恵(当時14歳)が眩しい。歩き疲れてうんざりした小学生男子たちが好きな女の子(女のひと)の名前をばらばらと夜空に叫び出すところが好きです。誰が誰の名前を叫んだか、とても面白いのでここに書き込んでしまいたいけれど、所謂ネタばれなので我慢します。
NOW and THEN 岩井俊二―岩井俊二自身による全作品解説+50の質問
Hold me like a friend, kiss me like a friend
REMEDIOSの歌で涙ぐんでしまう。幾ら好きでも、小学生の、大人に左右されてしまう、何も率先して恋しない、等身大のふたりは”just a friend”
ところでアニメーション版はdaokoがその歌を歌っていますが、daokoってラップ以外もやっているんだなあ〜そしてこれが米津玄師か! いや、私はREMEDIOSが好き……。
「打ち上げ花火、下からみるか? 横からみるか?」Soundtrack
「次会えるの、2学期だね。楽しみだね」
なずなはそう、云い残す。