1. 流
2. 囃
3. フラット
4. 西瓜
5. こめかみ
テーマ詠「怪談短歌」
1945年、長崎市への原爆投下により、人口推定24万人中うち役7万4000人の死亡。およそ三分の一だ。
考えてみる。私と、友人と、友人がここにいるとして、ひとりは死ぬ。ひとりは恐らく重症。私ももしかしたら怪我を負う。
一気にリアリティが押し寄せる。
3人でお茶をしていたとして、確実にひとり死ぬ。
『ぱらいそ』は悲劇的事項を描いただけでなく【どうして罪を犯してしまうのか】に触れる漫画だ。
Sound Produced by Chara
Music Video Director:岩井俊二
とのことだったので拾っておきました。正直『リリイ・シュシュのすべて』や『花とアリス』のあの才は何処にいったんだろう、と思ったりもしますが、ちゃんとよくよく見たらいいのかも知れない。今は分からない。思うのは、採り入れている光量がいつもよりずーっと少ない。どうしたんだろう、まるっきり変わったの? って思いました。要するにここには映像美を見つけようと頑張るなら、配置の妙しか無い。MVと映画では別なんだよ、と云われればそれまでですが。Charaと岩井俊二監督が仲良くしただけの事情だったらつまらないなと思います。
と思ったけど、リリイ・シュシュのすべて(2001)の公式MVをYoutubeで見つけらず貼れませんでした。検索は下手です。
やっぱり『リップヴァンウィンクルの花嫁』(岩井俊二監督・2016 )にしても、このMVの片鱗はあるけれど、やっぱりこっちの方にあるものがMVには無い……。なんか、びっくりしたので貼っておきます。また見てみようと思います。
でもクリエイタの本質って、「これは出来上がった、次いこ、次」っていう気質でもあるかも知れない。うーん、と……。
ところで私は本文を読んでいないので又聞きというやつで何とも云えないのですが、『桐島、部活やめるってよ』でオタクキャラの趣味がゾンビ映画から岩井俊二ファンに映画版では変更されている点について、
柳下毅一郎は、現代においてオタクがゾンビ映画とかいうのはむしろファンタジーで、そういうオタクより、岩井俊二ファンのほうが悲惨だからよい、と指摘していて、
という文言を読んで、をを、と思いました。まあ私はリリイ・シュシュ好きだけどね。少し年下の友人と少し年上の友人には挙って嫌われた記憶があります。
原爆ドームのことを、きれいな形だと思っていた私がいた
被曝についてよく知らなかった小さな頃だ
ドーム型、(元々はそうであったであろう)洒落たシルエット、そして廃墟的な部分を。
その後年齢を重ねて、原子爆弾や戦争について本を読んだが
原爆ドームのかたちは、記憶にくっついて、見ると懐かしさを覚えてしまう
本来あってはならなかった筈の建物(の残り)にその感情を覚えている
被曝痕を残したまま、建物は壊れないように補修しているんだよ
と
父が云った
直結して理解することが難しい面があった
疵を残すように補修している、という
14歳、初めて目の前にしたときには、意外と小さいな、という第一印象
意外と小さくないくらいに、心のなかの原爆ドームは懐かしくきれいで、
恰好良いとまでは云わないが、つまり大きな存在で
それは反戦や希求ではなく、私はその建物のかたちをいつのまにか好きだったので
それは不可ないことだと思う
勿論だから逆にドームを嫌うようにはならないけれど
身を焼いていない私が、何を思っても不可ないし、
何も考えないことも勿論不可ない
その後広島平和記念公園へは3度ほど旅で行った
穏やかを保つ空気が好きだと思う、また行きたい
年中祈ることは何処にいても出来る
資料館の人形を解除されたくない
原爆忌イーダちゃんは私です