2年前の引越しの箱が未開封で出てきて、その中にメモをとった紙切れが入っていました。
夢をみればまた隠れあうこともできるが妹よ/江戸は先ほど終わったのだ
荒川洋治「見附のみどりに」
掃除機でパンダを倒す夢を見て身近な人がパンダに見える
松永洋平(『率』より)
わたくしのハイパー名歌がけなされてあなたの駄歌がほめられて、夏
藪内亮輔(「適当な世界の適当なわたし」『率』2号)
現実は「はじめ」に「おわり」が届かない狂ったように回せコンパス
「くびすじの欠片」野口あや子
『率』は「次号はいつですか?」と先日の文学フリマで尋ねたら、あまり明瞭な返事を貰えなかったので、頑張って欲しいなあと思います。
野口あや子氏の歌は他にも色々何処かにメモをしていた記憶がありますが、ヒリヒリする……と思っていました。
これからの短歌は「いのり」の時代なのだとかってに思ってる
— ▒▓█▇▅█▇▅▂ (@Yabu_Snake) 2017年6月1日