夕暮れのバスを下りれば辞書を買ふ
「辞書買ふ」は春の季語だ、と読んだ記事を見て。
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書籍に収録している短篇の試し読みを掲載し始めました。
kakuyomu.jp
このブログに和訳のってますね。このブログの人も一番最後に書いてますけど「時間は待ってくれない」んです。https://t.co/pWTPQ55Mx6
— クロネコ (@kuroneko_pony) March 13, 2018
(あなたの為にお米を研いで食事を作って待っていたささやかな幸せの日々は突然あまりにも簡単に崩れて)
(あなたを探し街を歩けばまるで全てが変わり)
(無気力なわたしを見てきっとあなたは怒っているでしょう)
(これからの日々を生きていくには知らないふりに慣れなきゃ)
あなたに届けたいメッセージ
「愛してる」と言って
あの星から聴こえてるレスポンス
「わかってる」と言った
あの日から聴こえてるレスポンス
「愛してる」と言った
この空に繰り返すレスポンス
「知ってる」と伝えて」
仮に、さよポニからファレルウィリアムス経由で「時かけ」思い浮かんだら素晴らしいし、ポップカルチャーはそういうのが楽いよね。あと、仮に時間をさかのぼれるとしてそれで人生満足できるのかな? むしろ大事なのは今だし、未来だよね。「メッセージ」はそういう曲。 pic.twitter.com/7f7f6bSjhm
— クロネコ (@kuroneko_pony) March 13, 2018
Time waits for no one.
!!!
再読。虚構つき娘、姫草ユリ子像が、また「新高さんと夫婦心中〝みたかった〟」トミ子像から(「みたかった」が私にとってはポイントなのです)、文面から何れだけはっきり少女性が立ち上がってくることか。夢野久作の小説のなかには、夢野久作的な、確固とした少女性があってそれが魅力的で堪らない。
映画『ユメノ銀河』の原作「殺人リレー」だが、『ユメノ銀河』のラストで「トミ子には虚言癖が無かったか?」と刑事が追求する箇所は、「何んでも無い」の姫草ユリ子を意識しているのかな、と妄想している。
『少女地獄』は手持ちの表紙がとても良いのにな……と思っていて、そして同じ角川文庫の『ドグラ・マグラ』と対になるようで気に入っていたのですが、装幀は変わってしまったのですね……残念ですね、どうしてでしょう。怖かったのかな……。
夢野久作の『猟奇歌』や映画『ユメノ銀河』に憧れて、十代の頃から憧れ続けて、『すな子へ』を書いたのだった。今年1月にやっと完成した。
これ、的な。
Bride - wedding scores for rip van winkle 岩井俊二監督作品「リップヴァンウィンクルの花嫁」オリジナルサウンドトラック