中島らもさんの命日なので、家人と私とらもさんのグラスを並べて、ウヰスキーをのみました。あんまりのみ慣れていないのですが、トリスって好きかも知れない。「いいんだぜ」をyoutubeで流しながら、歌いながら、のみました。
アル中で人生が大変だったらもさんの命日に、アルコールを並べることが、果たして善きことなのかあまり奨められないのか、私には分からない。私が分かるのは、私はアルコールをのみたいと思っているということだけで。入院しない程度に、淋しくない程度にはのみたい。それが穴からことごとく漏れてこぼれ落ちてしまうのは、解るけれど。
内臓は丈夫でも、おれの心には穴がいくつもあいていた。夜ごと飲みくだすウイスキーは、心にあいたその穴からことごとく漏れてこぼれ落ちてしまうのだった
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) July 22, 2021
らもさんは「おれには六錠がちょうどいい」と書かれているので、私は深夜につらくなってくると、botアカウント相手に「らもさん私6錠じゃ足りないんです」と絡んだりします。らもさんが言及しているのは、セルシンかホリゾンですね、たぶん。
もう少し平たくて、座れて、そしてできれば少し眠れるところを探さなくてはいけない。この夜が少しだけほころびているところ。運が良ければ、こじ開けられそうなところ。どっちにしてもどこかへ行かなければならないのだ。 煙草に火をつけて、僕はまた歩き始めた。
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) July 1, 2021
(河童忌だの中島らも忌だの、忙しく忌日を辿る妻で、家人には申し訳ないと思っています)