毎年7月6日に、「『サラダ記念日』発言」をしてしまう我が仕草が、なんとなく落ち着かないなあと思っていたら、今日は納得に近いtweetを見つけた。
いや、もちろんみんながサラダ記念日の話をしているのは喜ばしいことではあるのですが、なんかこう、元の歌はふたりの間だけの記念日だったのにみーんなの記念日みたいになってしまっているのはもにゃっとすると言いますか……。「孤独のグルメでロケしてたお店に行列」みたいな。
— よく食べよく寝る (@ashco_62) July 6, 2020
あたらしい記念日……つくろ?
— む犬 (@h_amui) July 6, 2021
サラダ記念日に甘えるな おれたちはおれたちなりの記念日を作らなければならない
— む犬 (@h_amui) July 6, 2021
私は文芸の場にあまり関わりは無いけれど、なんとなく文芸に近くなれるけれど居心地の悪さを覚えることについては、それは言語化したり書きつけたりしてゆきたいなと思いました。
ちなみにそれとは関係なく、今日はポテトサラダを作りました。私の作るポテトサラダは、一部のひとには、好評なんだぜ……。
例えば近々短歌研究新人賞が掲載される短歌研究が発行されて、毎年の例によってその月だけ品薄になったりするわけですが、文芸寄り人間仕草(この「仕草」は江戸仕草的な感じ)の境目は自分で見つけてみたいですね。
とはいえ、短歌研究新人賞の受賞も発表されましたし。ですし。すし。
第64回 短歌研究新人賞は塚田千束さんの「窓も天命」(30首)に決定しました。選考委員は、栗木京子、加藤治郎、米川千嘉子、斉藤斎藤の各氏です。
— 「短歌研究」7月号(6月22日発売)誌面リニューアル第2号 (@tankakenkyu) July 6, 2021
塚田さんは「まひる野」「ヘペレの会」に所属です。
塚田さん、おめでとうございます!
本年も多くのご応募ありがとうございました。
塚田千束さんという方は、馬場めぐみさんの高校の同級生でいらっしゃるそうで(めぐみさんのtweetで見た)馬場めぐみさんの周りにはカルチャが溢れているのでは……素敵……。
追記:
つまるところ、俺たちはみんな、一生で何回、雪を見たときに「ゆひら」と発声しなければならないのか、いつまで発声するのかについて、考えてみなければならないのだろうと思う。
それはつまり、新しいorthodoxを刷新しようという意識が俺たちに無いのではないか? と自問しているということなのだと思います。