弟が「何日読み続けても一九八四が終わらない」というLINEを送ってきて、私も最初の方を読んだまま積ん読(併読の巨大なヴァージョン)しているので「姉もだよ」と返信した。けれど、弟の方が先に読み終えてしまったらしい。面白い本であることは判っているんだ。面白いと安心して読まずに手元に置いている。というのも云い訳がましく、私はどんどん日々の読書量が減っている。
小学校から高校までは1時間掛けて通学していたので、交通機関のなかで座席に座っても立っていても本が読めた。1日2時間のフリー読書タイム。学校なんて全然好ましくないし況してや通学路なんて苦痛なのだが、こういうこととしては贅沢だと思う。
高校生の頃は不眠が酷くなったので、ラヂヲを聞かない日は朝までお風呂で本を読んでいた。今の自宅の浴室は、少し読書には暗い。こういうのは、ワット数を変えたら良いのかな。
- 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久
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- 作者: レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫
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- 作者: スタニスワフ・レム,飯田規和
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
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- 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄
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ハヤカワ文庫は、文庫本規格が僅かに大きい。
高校生の頃お風呂で熟読したなかで思い入れが深い、下記の2冊。
少女たちの「かわいい」天皇―サブカルチャー天皇論 (角川文庫)
- 作者: 大塚英志,会田誠
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「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義 (角川文庫)
- 作者: 大塚英志
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が、中学に入って初めてのクラスの学級文庫で、私は学生紛争関連書籍に巡り合っていたのだ。
- 作者: 高野悦子
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何度でも読み返し心を洗う本があると、ますます他の本を読むスピードが落ちるのだが、思春期に巡り合った本だからと云ってしまって良いのだろうか、心から剥がれない。