そう君はフィクション。言葉が君のまわりを埋めつくしていって、君の真空の姿を露にする。君には存在する理由がない。君の真空の姿は言葉によってしか顕在化しない。だから言葉とは光だ。世界とは闇だ。おれたちはその闇の中でうずくまるか、のろのろ進むかする。
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) December 11, 2017
それは血膿みというよりは、全身が血膿みだらけの人間が、よごれているからこそ天上に向けて差しのべる手や眼差しのようなもの、だと僕は考えている。我々はよごれたままでいるしかない。(文学について)
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) December 10, 2017
おれは発狂する、聖者のようにこすっからく、顔の正中線に添って0.1のロトリングで引かれた線を凝視しながら、赤ワインの向こうの風景、不吉な虹のように尾をひいて、濃縮ジュースを薄めずにごくごく飲んで、小包みで送られてきたクソといわれのない矜持
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) December 10, 2017
幻想という「天空」を、永遠に届くことのない二つの眼差しがふりあおいでいる。悲しくて崇高な「聖三角形」。
— 中島らもキーワードbot (@nakajima_ramo) December 11, 2017
悲しくて崇高な「聖三角形」