曲を作ったのはにゃんしーさんです。
大森靖子さんみたいになりたい、のに、上京出来ない、恋愛をしたら思っていたことと全然違う、伸ばした爪ではギターが弾けない、悲しい。ライヴハウスに行ったらきっと私、浮いてしまって、だめだ……みたいな、高校を卒業する頃の女の子なんだろうと勝手に思っています。卒業したらばらばらになってしまうのに、楽しげに過ごしてしまうカラオケ。カラオケで歌った、「きゅるきゅる」
「さようなら、さようなら大森靖子、さよなら友だち、さよならアイドル、憧れたあの町高円寺」と呟きながら、高校を卒業した私が国道2号線でママチャリ立ち漕ぎでひとりぼっちで大声で歌う「音楽は、魔法ではない、音楽は、魔法ではない」
今現在の大森靖子さんじゃなくて、『魔法が使えないなら死にたい』と『きゅるきゅる』が発売された中間頃の気持ちの女の子のスポークンワーズです。
- アーティスト: 大森靖子
- 出版社/メーカー: PINK RECORDS
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: CD
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ちなみに私自身は、『魔法が使えないなら死にたい』を聴き続けたとき、「私は魔法を使ってやるから、だから死ななくていい!」と何処か救われていました。