あの頃は 夢の向こうに見えて
音のすきまを流れていく
そっと そっと 追いかける空の果て 世界の向こう側
そんな場所で 出会えるときが
きっと きっと やってくるあの時あたしが選んだ道の端は
途切れて 見えなくなってしまってもあなたを呼ぶそのために
歌い続ければ
隔てられた世界にも二人のプラットホームは
きっとまた現れる
そこでまた出会ってる
19歳で逝ってしまった同級生の友だちが、
しょっちゅう夢に出てきてくれる。今でも。
大体は私たちは高校の制服姿で、笑っている。
小学1年生で同じクラスになって、
同じ色の制服とランドセルを背負っていて、
ときどきは好きだったりいやだったりしたけれど、
結局好きだった。
19年の人生は19年だからって、短かったわけじゃない。
あと数日でまた彼女が逝ってしまった日と同じ日付が巡ってくる。
ごめんね。ってばかり思っている。
最期のメール、保存とか保護とかしたら良かった。
あのj-phoneの携帯電話自体、何処にあるか今わからなくて、
大事に出来なかったことごめんねって、思ってる。
優しくしてくれてありがとう。
また何処かで会えるね。
きみのカラヲケの十八番の「天城越え」を、
私が歌うようになっちゃったじゃないか。笑