3年も前の写真。大阪の天保山。
当時大学生だったふじのくんと、うちのにゃんしーさんと私と3人で、ナヤちゃんの画が展示されているのを観にいった。ナヤちゃんも当時は納屋とは未だ名乗っていなかったような気がする。
ギャラリーの位置が分からなくて長時間さ迷い歩いたが楽しかった。
海の傍の町。造船所に迷い込んで行き止まりで戻ったりもした。
ひとけがなく広々としていたので、会話する声が自然と大きな声になって喋る。
私ははしゃいでいた。
『花とアリス』の、アリスと花と宮本先輩が海へゆくときに歩いているシーンばかりを思い出した。あの、蒼井優(アリス)の叫ぶような「ねえ!」と云う感じ。なんだかそういう、映画のような時間だった。いつか前にも同じようにこうして歩いていた気がした。勿論初めてだったのだけれど。
赤煉瓦の建物が並んでいた。
ギャラリーCASOで堪能してから帰途につくと、先ほどは駅から反対方向に歩けば何の事は無く近かったのだと帰り道に分かった。