Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

大塚英志・西川聖蘭『クウデタア』

クウデタア<完全版> (カドカワデジタルコミックス)作者:西川 聖蘭KADOKAWAAmazonアンラッキーヤングメン クウデタア作者:大塚英志イースト・プレスAmazon 取り敢えず『完全版』と書かれたタイトルの漫画を買って、読み較べていないので、完全版と安価な方…

村上春樹『街とその不確かな壁』

街とその不確かな壁作者:村上春樹新潮社Amazon 買いましたよ。買いましたとも。 紙書籍とkindleと、両方買いました。富豪かな? 村上さんのことを「ハルキは〜」と語り出すひとたちが結構嫌いで、ハルキストという単語も気持ち悪くて、で、私は取り敢えず「…

4月短歌誌

歌壇2023年4月号本阿弥書店Amazon短歌研究2023年4月号作者:(株)短歌研究社短歌研究社Amazon短歌 2023年4月号 [雑誌] 雑誌『短歌』角川文化振興財団Amazon 篠弘さんという方のの追悼号が多めだったわけですが、私が無知で篠弘さんを存じ上げなかった為…

2023年3月24日日暮れ

弟の36歳の誕生日でした。 twitterやネットをあまりしない、カタギの弟、とひとに云っている方の弟です(もうひとりはtwitterをやっている方の弟)。 子どもがふたりと、すてきなお嫁さんがいて、幸せに生きて欲しい。家族や家庭というものが私は大嫌いなの…

3月短歌誌

歌壇 2023年 03 月号 [雑誌]本阿弥書店Amazon短歌研究2023年3月号作者:(株)短歌研究社短歌研究社Amazon短歌 2023年3月号 [雑誌] 雑誌『短歌』角川文化振興財団Amazon

2月短歌誌

www.amazon.co.jp 短歌研究 2023年 2月号短歌研究社Amazon短歌 2023年2月号 [雑誌] 雑誌『短歌』角川文化振興財団Amazon

もくれん

ぱん!って音がしてそこにはもう私は居ないのだん!って足を鳴らすそこにはもう私は居ないの不可ないことだ! と人が提唱する私はそこに居たくない 木蓮は素敵な木です花びらが広くて肉厚なところが良いぐむぐむぐむと木蓮の花を口いっぱいに口から唾液と一…

お雛祭り

実家から恒例の写真が届きました。「お人形だけは一年以上真っ暗の箱のなかにいるなんて可哀想」という考えの母の元、雛壇やぼんぼりなどはあまり無いのですが、兎に角お人形は毎年出してくれているようです。今年は祖母も手伝ってくれたらしく、お道具も少…

みぃなとルーチ『Waiting for the moon to rise』

Waiting for the moon to riseアーティスト:みぃなとルーチPヴァイン・レコードAmazon 先行音源「銀ちゃん」がとても良かったのと、twitterの歌詞のチラ見せがとても良かったので期待。Amazonよりもタワーレコードで買った方が良い感じがしますが、どうしよ…

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一応、創作についてのブログにしたいので、ダークサイドな文面は何処かにお引越しします。何処でしょう。

twitter引用0219

「優しい人だね」って言われるたびに、心臓に杭を刺されたような気分になる。この評価を下されたら、あとはもう維持か落ちるかだけなんだから。— 今田ずんばあらず@旅する小説家 (@johgasaki) February 19, 2023

「安心な薔薇」

安心の彼方で果てを見ようぜ わらったり泣いたりしようぜ 安心の彼方には何も無くて ジェンジャエル拾ってのんだ こんなあじだったっけな ジェンジャエル拾ってのんだ こんなあじだったっけな ジェンジャエル拾ってのんだ こんなあじだっけ ジェンジャエル拾…

「拳を握り」

拳を握り 暴力をふるいたい 棘のある言葉で マチ針のように ちくちくと刺され合うことに疲れて 拳を作ってぐいと殴りたい 日々 そのような 欲望がある それを宥めて宥めて 一市民として暮らす 日々、日々を 暮らす いつか私が殴ったらいつか

「蛆」

蛆 奈良に行ったとき どんぐりを集めて ビニル袋に貯めていた自宅の周りではそんなもの拾えない 艶々のどんぐり すべすべの肌 ある朝 白い、よく解らない丸い何かが 子供部屋を這っていて 蛆よ、と云いながら母がどんぐりの袋を急いで捨てた どんぐりだった…

寒波と防寒

寒波。 尼崎に寒波なんてものはあるのか? と京都育ちの私は思うのですが、大寒波だそうです。どの程度のものかは分からない。 東西線は止まった。 歯科の予約があったので一応出掛けた、雪がしんしんと降っていた。「しんしん」は偉い。「こんこん」と「し…

新年(遅い)

毎年、年始にこの2冊を読むことにしている。私は年始だからって何をしようとか、どうしようとか考えるのはあまり好きではないので、(初詣もしないし、誘われたときは断った)こういう決め事はあまりしたくないのだが、一応、ここ数年、そうしている。 二十…

元旦の日の入り

初日の入り。「さよなららリグッレト」 彼女に壊しすら/されないハイウェイを覚えていた/朝、ハルモニイを競っているね、貴女が発するソプラノ、私が差し押さえる/もう暫し逢えないひとたち、光射す場所にいて欲しい。暫しや玉名 ’況してや貴女’

『とにかく散歩いたしましょう』

とにかく散歩いたしましょう作者:小川 洋子毎日新聞出版(インプレス)Amazon

『1日1個、川原にパンを拾いに行く』

1日1個、川原にパンを拾いに行く。 つれづれノート(38) (角川文庫)作者:銀色 夏生KADOKAWAAmazon

短歌誌11月

短歌研究2022年11月号作者:(株)短歌研究社短歌研究社Amazon 短歌 2022年11月号KADOKAWAAmazon 歌壇2022年11月号有限会社本阿弥書店(e託), jp_advantage, EO43QAmazon 角川短歌賞の発表でした。

「ながため」

ながため 病院で 子どもの泣き声をきくのは悲しいな 身が痛く細るような気持ちで おとなが泣いていてもきっとつらいだろう 新しい廊下にベンチが連なる 五分と満たない診察で ──骨が死んでいますね。 私が泣いてしまったら 誰かが聞いて何かを思ったらいけな…

新刊新譜新郎新婦

全然良くなかったな。 なんて、インターネット空間に放つと、アーティスト本人に見つかってしまって、傷付かれてしまうの。 友だちと噂するに留めないといけないのかも知れないけれど、誰にでも友だちがいるわけじゃないでしょ。エゴサーチとリツィート、こ…

『野火』

野火塚本晋也Amazon 一度は観ておかないとなーーーーという感じで映画を観ました。(あとでもうちょっと書く) 野火(新潮文庫)作者:大岡 昇平新潮社Amazon 原作小説を読んでみたいですね。私がこれに類する小説でいちばんぐっとくるし好きなのは「顔の中の…

素敵な不惑の過ごし方

10月23日に40歳になった、うちに一緒に住んでいるひと、にゃんしーさん。 朝から高原に行くらしく(は? 何故高原?)と思う私はお留守番しているあいだに高原に行って、二十歳のときに成人を迎えるにあたって書いた作文をその高原で読み返し、また昨夜と今…

@酒とワインと肴と魚

結婚記念日アフター・ビフォアにゃんしーさん誕生日ディナー。加島グルメの一歩(いっぷ)です。 ワインを1本すごい勢いで空けて酔わなかったのに、次に日本酒を一杯のんだら速攻で酔いました。日本酒が美味しくのめるひとになりたい。

小川洋子『不時着する流星たち』

不時着する流星たち (角川文庫)作者:小川 洋子KADOKAWAAmazon 第一話 誘拐の女王 第二話 散歩同盟会長への手紙 第三話 カタツムリの結婚式 第四話 臨時実験補助員 第五話 測量 第六話 手違い 第七話 肉詰めピーマンとマットレス 第八話 若草クラブ 第九話 さ…

小路幸也『早坂家の三姉妹』

早坂家の三姉妹 brother sun (徳間文庫)作者:小路幸也徳間書店Amazon kindleUnlimited にて。読了したのは実は6月6日でした。その頃から色々ブログに書こうとして、全然追いついていません。その頃からかどうかも判じえませんが。多忙過ぎてあっと云う間だっ…

エナメール、もっとのせて、あの空の色、あの丘の色

土曜にネイルを塗って貰いにいったら、ネイリストさんと家人の話になり、どういった顛末か分からなくなっちゃったけれど「旦那さんも塗ったらいいじゃないですか」と云われたので、手始めに私が手持ちのマニキュアを塗ってあげました。指が長いからか、(ま…

『ダ・ヴィンチ 』1999年2月号の柳美里さん

にゃんしーさんが、最近柳美里さんの本を読んでいる関係で、1999年に私が買ったダ・ヴィンチを出してきてあげたら、柳美里さんご本人にもtweetが発見されてしまった話。1999年2月っていうと、まだ私は処女作を書く前ですね。わりと直前か。 この写真はとても…

森博嗣『オメガ城の惨劇』

オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case作者:森 博嗣講談社Amazon オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case (講談社ノベルス)作者:森博嗣講談社Amazon オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case 犀川創平の登場はこれで最後です…



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