このひとは自分を、自分の人生の主人公だと思っているよね、という表現で、色んなひとに困っているときに評するとしっくりきた一年でした。私は別に私の人生の主人公じゃないです。世の中全員生きてますので。
そう思うのはいけないとかではないです。自意識のタイプというだけですけど。
仕事納まりませんでした。一旦寝る!
(2021/12/31 2:24)
サンタクロースさんからいただきました。
今抱えている仕事が終わったら弾きます。
学問について
ひとつの箱があり、箱には値が対応している。もうひとつの箱があり、その箱に対応する値は、最初の箱のなかの値によって変動する。
それが、函数だ。
函は元々「箱」の意で用いられていた。近代、「函数」が「関数」に取って代わられて以来、値が函に対応するという概念が失脚している。つまり、ふたつの箱の変動も理解し難い。
老齢の数学教師は、その話に授業の大半を費やした。大層面白い話だったが、学生たちは皆二次関数の単元で赤点を取り、追試を受けることになった。
あらゆる数学が箱になる。函崎先生は、偉大だった。研究と学習と教育がある。後輩者に伝えるというプロセスを棄却してはならない。それではただの、フェルマーだ。
(Twitter300字ss、お題「箱」遅刻作品)