Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

iBook

 

 


 twitteriBookの写真をtweetしているひとが沢山RTされているのを見て、
「私もiBook持っているんだけど」
 と、家人に云ったら、
「湯さんのはtwitter構文じゃないからバズらない」
 と、よく分からない断定をされました。
 一応tweetしてそれでバズらなかったです。

 けれども、一連のtweetで、敬愛するsisterBが、かつてオレンジ色のiBookを持っていらっしゃったことが知れて、良かったです。イロチ買いのおそろ☆

ジェンダレス vs 生存者

スカートを穿く義務が無くなるくらいのことで、
あなたたちの違和感は消えるんですか?
私はどちらにしても、
ここに居ることを許されている気持ちなんて持てなかったし、
今も持てません。
女子の記号を纏っていた方が、
まだ愛されていた筈だと信じていたから、
私は女子校でわらっていました。

本気で髪型を自由にしたいひとは、
私服で通学したいひとは、
他校を受験したので、
ただそれだけのことだと思ったりもします。

〝少女〟を描く創作を小馬鹿にしてくるそのひとこそが、
いちばん少女を気持ちよく消費している。
気色が悪い。違う世界で生きていたい。寄ってこないで。

最近は成人しながらにして
少女こどもであるままの責任感を持つ気概を
考えたりしています。


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『桜になりたいいっぱい』

  

     
 ねえ、今日一緒に帰ろう。

 ただの、そんなことが、怖かった。

 お弁当をひとりで食べていることについて、何も動じていない筈だった。〝ぼっち〟という解りやすい痛みに心を仕立てる軽薄さを、見くだしている、筈だった。
 中学校からバス停まで徒歩、バス停のあちらこちらで、言葉を交わす同じ中学の生徒たち。俯くわたし。
      
 
 夜。
     
 ふいに涙があふれた。
 誰も一緒に帰ってくれない。いつだってそうだった、小学校のときからおんなじだ。だから全然悲しくない。帰り道は花を摘んで本を読んで空を見て、だから淋しくない、なんにも悲しくない。
 新年度はいつも胸がくるしい。新緑の臭いはカルキに似ていて嫌い。帰り道はひとり。


      

 


      

     



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