#写文 pic.twitter.com/ucpxQKc6qW
— きり chihiro kiri (@mist_chr) January 27, 2016
唇は塩っぱかった。潮騒というより曹達水だったあの夏の波飛沫。くちづけのあじを……、果たせなかった。私は独り唇を舌で撫ぜただけだった。曹達水。
— ゆら (@yuraco) February 9, 2016
きみの唇も、塩っぱかったですか? 知りたかったのにもう一生会えないし、訊けない。 #写文 https://t.co/Rp0a3BO8W1
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— きり chihiro kiri (@mist_chr) January 27, 2016
日曜は昼食と朝食を兼ねる習慣。家族とは円卓を輪になって囲むものだとまだ私は思っていて、両親と兄姉はコーヒー、私はオレンジジュース。家族の食卓とは見えないひびの入った、でも決して割れない円卓だと知ったのはそれより数年後だった。#写文 https://t.co/AGoaCKRmbz
— ゆら (@yuraco) February 9, 2016
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— きり chihiro kiri (@mist_chr) January 27, 2016
物語になれなかった無数のアリスが歩く無数の夕まぐれ。赤い薔薇を白く塗るのか、白い薔薇を赤く塗るのか判らない。ただわたし、ずっとこんな年齢で在りたいのに。靴が小さくなるの、ワンピースの丈が足りなくて、無数のアリスたちの向かう家。#写文 https://t.co/pHYsekudQo
— ゆら (@yuraco) February 1, 2016