Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

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: ..to be continue

ぶざまに生きる 私はきちんと生きてもいないので、そんな体でぶざまに生きている実感を拒否するわけにはゆかない。それは事実なのでしょうがない。 ● 青春ノスタルジア 青春ノスタルジアアーティスト: さよならポニーテール出版社/メーカー: T-Palette Recor…

対話篇

X「平成最後の夏ってみんなが騒ぐね」 Y「一部のひとが云うね。なんか良いことあるの?」 X「あれ、蝉っぽくない? なんか」 Y「蝉?」 X「騒いでるきみたちは今まで30年間土のなかにいたのかよ、っていうか」 Y「あはははは。だから今賑やかなのか。…

「worst e.p.」

犬(webで犬と名乗っているので、犬と呼ぶしかない)という人物が作詞作曲をして、期間限定のバンドを組んで録音して解散しました、という話があって、そして白昼社(っていうのは私がやっている出版社です)の通信販売で今日から買えるようになりました。ジ…

夜はまださむい。 寝室は暖房機が入っているが、毛布のなかではつま先が凍えて縮こまる。 ストーヴのようなものの方が温まるのではないか、いや、アンカか。 子どもの頃、というより実家を出るまでよほど長じるまでベビィアンカというものを冬には蒲団に入れ…

2017年、今

愛することと感謝すること以外為すべきことは無いな、と思う。 と、同時に、 本当に性格悪いことしますね、と云われて「そうですね、それが何か?」と云ってしまう自分でいたいことがある。 人生は矛盾だなんて云う間抜けさでつけ入ることは出来ない。 自分…

日本海の海の色は濃いという。 という書籍にも載っているという文章を誉めるblogを読み、「海」の重複に対し賛賞されたりしていたが、 日本海は海の色が濃いという。 これでは駄目だろうか、と、思った。誤謬だろうか。「海」の重複よりも「の」の連続が気に…

死体を探す為にと発言する所作が

ほろ苦い気持ちと あの、ほろ永い心細さ痛みが傷みでありそして悼みであることが。この揺らいでしまう私の肢体が あの頃合唱の列に並んでソプラノを歌っていたなんて 今では幻のようだ肢体が、死体になるまでの束の間 あの、ほろ永い、ふあんていこの島で、…

行列

目を瞑ると沢山のひとの行列が目蓋のなかに浮かぶ。こわい。 設計図を引こう そして組み立てない

『最終兵器彼女』

最終兵器彼女作者: 江良至,高橋しん出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る 読みました。漫画ありきでこれを読めば良いよなあと思いましたが…… 次は外伝を読みたいと思いました(…

終戦記念日

いちご戦争模写 今日マチ子先生の漫画は、戦争を知らない世代が戦争漫画を描くことへの克己をくれた。知らない時代のことを書くのは(いや本当は少し知っている筈だ)私は本当は恐ろしかったのだ。私はまだ勇気が無くて自分の絵や文章の人間でそれを表せず、…

0809 ナガサキ

1945年、長崎市への原爆投下により、人口推定24万人中うち役7万4000人の死亡。およそ三分の一だ。 考えてみる。私と、友人と、友人がここにいるとして、ひとりは死ぬ。ひとりは恐らく重症。私ももしかしたら怪我を負う。 一気にリアリティが押し寄せる。 3人…

0806 ヒロシマ

原爆ドームのことを、きれいな形だと思っていた私がいた 被曝についてよく知らなかった小さな頃だ ドーム型、(元々はそうであったであろう)洒落たシルエット、そして廃墟的な部分を。 その後年齢を重ねて、原子爆弾や戦争について本を読んだが 原爆ドーム…

肯定

詩と小説と絵と歌のことを考えて過ごす、過ごしている それらは組み合わさっている、また、歌の詞は詩に単語が似ているので 詩のことを考えている、と云うと大体が纏まる 常に考えている それは私が公共の職に就いていないからなのかというと 職業人である私…

if もしも

福島と福岡を間違える友が高校時代には二人いた (馬場めぐみ「if」より(短歌研究2017年3月号) if ......だったら、「福島と福岡を間違える」友人が今も二人もいたんだろう、という、 短歌研究 2017年 03 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2…

エッセー・うっすら光る遠い途

うっすら光る遠い途 -Mathmatic Mathmagic- 努力をしない生徒だった。この出だしを書いてから暫し努力という言葉が何を意味するのかも判らず、ゲシュタルト崩壊するしか無いほどに努力をしない生徒だった。私にとっての努力とは往々にして暗記だ。自然に記憶…

【第119回フリーワンライ】『夢のなかの庭』

『夢のなかの庭』 うっすらと、うっすらと、目を細めて心で見たら君の背中の向こうに見える、黒い翼の欲望と、白い輝きの神様。 あのこに近づかないで。 僕は声を上げようとして、それなのに金縛りの躯、ゼリィになった空気が連綿と続く。苦しい、苦しいんだ…

『壊れた玩具』

壊れた玩具を手にしてあの子が泣いている。あの子たちが泣いている。頬に一粒の水。今日は土砂降り。嘘つきの空。泣いてなんかいない。嘘つきの私たち。嘘つきの僕たち。そして僕たちの壊れた玩具。 おとなのような大きさのものが近づいてくるので金切り声を…

【第101回フリーワンライ】本日のお題

【第101回フリーワンライ】本日のお題冷たい方程式サヨナラと手作りご飯は残さず食べなさい 冷めた茶のように割れたガラスの上この中から一つ以上選んで執筆してください!22:30より開始です! #深夜の真剣文字書き60分一本勝負— フリーワンライ企画@次回7/9…

「夏至の姉妹」

どうして、こんなにすぐに夏は過ぎるの。 妹が隣で呟く。妹が夏を愛しているのは、夏休みがある、というような理由ではない。私たちはれっきとしたおとなで、その証拠にふたりで階段の隅っこで、ハイボールをのんでいる。階段は板張りで、ここが蒸す季節は、…

「夏休み」

夏が来なかった。 夏が来ないまま雨が降り続き秋になるのではないか、ということだった。 だれもかれもストレスを抱え雨の降り続ける空を、もしくは地面を見た。 僕は一日中、図書館にいた。毎日、図書館で冷房に当たっていた。 夏は来なくても、どこもかし…

「爪を噛む」

爪を磨く。鑢で形を整え、色を塗りフレンチネイルにトップコートを重ね、私の爪は歪んだ宝石になる。 爪が嫌いだ。薄く入り込む汚れ。男を抱くとき何処かで私の爪が男の肌を傷めないか気に掛けねばならないその邪魔臭さ。すべては爪の所為だ。 男の恋人は綺…

「雨期の晴れ間」

一週間くらい雨の日が続いた、ような気がする。雨が降ると、どうしてか人と会う機会が減る。減るというか、ほとんど人と会わなくなる。それは僕のせいではないし、別に誰のせいでもなくて多分。多分、カラクリ。そんなカラクリの中で生きている、ちっぽけだ…

『ルリ色のルリ』

『ルリ色のルリ』 「意外だね」で文章を始める。 と、僕が書き始めたらオルゴールのルリは可笑しそうに体を揺らした。 「そうじゃないでしょう?」 「え、違う?」【「意外だね」彼は云った。】「こういう風に始めなさいっていう意図の課題じゃない?」 「そ…

【第100回フリーワンライ】本日のお題

【第100回フリーワンライ】本日のお題1氷雨やがて死にゆく星は掴まれた心は浮遊する川は海へと繋がる「意外だね」で文章を始める今回は記念回ですので、次のツイートでもお題を流させていただきます! #深夜の真剣文字書き60分一本勝負— フリーワンライ企画…

狐伏澤つたゐ『Last odyssey』

少年たちのなかには、世界が内包されている。 ──僕たちは(この書評については、私の一人称は「僕」になるのだ)この書籍を一読では理解出来ないだろう。理解、ではない。恐らくそれは「解析」だ。海は理解するものではない。解析するものだろうから。 僕は…

【第99回フリーワンライ】

【第99回フリーワンライ】本日のお題二人だけの竜宮城ドッペルゲンガー運命紅い空好きと嫌いは表裏一体この中から一つ以上選んで執筆してください!22:30より開始です! #深夜の真剣文字書き60分一本勝負— フリーワンライ企画@次回6/12 (@freedom_1write) Ju…

【第98回フリーワンライ】

【第98回フリーワンライ】本日のお題恋しい背中言の葉を散らすクローン太陽はどこから昇る季節外れの蛍この中から一つ以上選んで執筆してください。本日は23時より開始いたします #深夜の真剣文字書き60分一本勝負— フリーワンライ企画@次回6/3 (@freedom_1w…

『オルゴールのルリ』

「オルゴールのルリ」 砂が動くことの無い星で、足元に何かが引っ掛かって屈み込むと、古い書物が落ちていた。 砂を払って目を凝らすと、 『月が綺麗ですね』 風化したパルプ紙にその一文が浮かんでいた。……月が、綺麗か。そうだね、月は綺麗だ。ここが月だ…

【第96回フリーワンライ】

【第96回フリーワンライ】本日のお題こんな日にはオルゴールを冷たい雨と相合傘『月が綺麗ですね』 恋の足音 最後の人類この中から一つ以上選んで執筆してください!22:30より開始です! #深夜の真剣文字書き60分一本勝負— フリーワンライ企画@次回5/14 (@fr…

5月4日

寺山修司の命日。アリスの誕生日。大型連休の祝日。 アリスの誕生日と話題にするのは無粋でしょう。不思議の国のアリスは、なんでもない日のお茶会の世界なので、その話は要らないと決める。 寺山修司。 寺山修司という人となりが、人々が連休でうららかに晴…



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