Komma usw.

背後にクロチネさんがいる。

「『春眠』の頃」

      
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「飾り窓のお姉さんを初めて見たのは、春だった」
 T先生は紙束の一行めを声に出して読んで、あたまを抱える真似をした。
「また貴女はこんなことを書いて」
 私は不登校の大学生で、T先生は私の通っていた、学生課併設のカウンセリングルームのセラピストだった。私は週に一度、T先生の面接を受ける。
 講義に殆ど出られなくなっても、面接の為には登校した。私は当時それまで書いた短篇たちを纏めて印刷してみていた。小説を書く人間として生きるのかどうか、未だ分からなかった。
 アムステルダムの飾り窓のことは、そのとき私は知らなかった。無知だったのだ。先生は私を買い被っていたのではないか。
 あの頃面接の一時間が、私の心の拠り所だった。



 

11月短歌誌

 

歌壇 2019年 11 月号 [雑誌]

歌壇 2019年 11 月号 [雑誌]

 『短歌』掲載の藪内亮輔氏の競作用の連作が挑戦的、と云えば良いのか。刺戟的。
 『短歌研究』に馬場めぐみ氏。友人が載っているとやっぱり嬉しい。満を持しての「BUMP OF CHICKEN」という連作でした。

   

だって透明だし、ノンカロリィだし。

 氷をずっと食べている夜が多い。氷食症というか、異食の一種らしい。氷を食べるひとは貧血であるというデータがあるが、貧血にまでは至っていないと思う。異食で自分を救おうとする癖は幼児の頃からあった。

 


     

高野悦子さん、私はここで、

 www.takanoetsuko.com
 

二十歳の原点 (新潮文庫)

二十歳の原点 (新潮文庫)

二十歳の原点序章(新潮文庫)

二十歳の原点序章(新潮文庫)

二十歳の原点ノート(新潮文庫)

二十歳の原点ノート(新潮文庫)


 

Twitter300字ss『ピアノの心臓』

 


 


     
    

さよなら(ポニーテール)だけが人生だ


   



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