2017.06.16
2年前の引越しの箱が未開封で出てきて、その中にメモをとった紙切れが入っていました。
夢をみればまた隠れあうこともできるが妹よ/江戸は先ほど終わったのだ
荒川洋治「見附のみどりに」
掃除機でパンダを倒す夢を見て身近な人がパンダに見える
松永洋平(『率』より)
わたくしのハイパー名歌がけなされてあなたの駄歌がほめられて、夏
藪内亮輔(「適当な世界の適当なわたし」『率』2号)
現実は「はじめ」に「おわり」が届かない狂ったように回せコンパス
「くびすじの欠片」野口あや子
『率』は「次号はいつですか?」と先日の文学フリマで尋ねたら、あまり明瞭な返事を貰えなかったので、頑張って欲しいなあと思います。
野口あや子氏の歌は他にも色々何処かにメモをしていた記憶がありますが、ヒリヒリする……と思っていました。
これからの短歌は「いのり」の時代なのだとかってに思ってる
— ▒▓█▇▅█▇▅▂ (@Yabu_Snake) 2017年6月1日
「さいあくななちゃん個展ツアー2017」大阪編に行ってきました。縁あってフライヤー配布を少ししたりしていましたが、ななちゃんにお目にかかるのは初めてでした。画の展示とインスタレーションでしたが、とっても落ち着く部屋で、ふわんふわんに幸せになって4時間くらいずっと絵を見ながら座っていました。同じ場所にいた犬くんに「そんなに地面に座ってるの君だけやで」と云われました。
この日は個展最終日で、犬(from 四足!)とさいあくななちゃんが、ミニライヴを催していたのです。電車も待ち合わせも駄目な私はライヴに遅刻したのですが……もっと町へ出ようといつも思いことをまた思いました。
インスタレーションだからという要素もあるけれど、実物に触れて最大に接触出来るんだなと思いました。犬くんが書いていた「だってとても美しいから」という理由が分かりました。かわいいなーと道で遭った仔猫に云うみたいなのとは全く違う感情がビリビリしました。
色々手書きで文字も書いてあるのですが、あまり目立たないところにあった紙の活字「夢という字がどんどんダサくなるとき」というのがとても好きです。でも本当は小さな小さなところまで書き込まれた、いちごやドロップスやりぼんや星や星や星や絵の具や煙草の箱や女の子の瞳が全部言葉のちからで語ってきてくれました。いちご可愛かったなあ。いちごだけでもずーっと見つめていたかったです。
web上で知っていてずっと大好きだった、クリームソーダの女の子もいました。嬉しい。
A4サイズの可愛いフライヤーだから、東京には行けないよ! と思うファンの方でも
よかったらご連絡くださいね。
って、配布させてくださいねってさいあくななちゃんにお願いしてきました。
私が画を描く関係で、家に画集・イラスト集が多く届きました。鶴田謙二先生祭です。
『おもいでエマノン』シリーズの(画も、文章も)大ファンなのでうきうきしています。大塚英志・白倉由美の教室シリーズの画、スカイクロラシリーズのノベルス版用の画なども収録されていました。
「夏のグリーティング」
www.post.japanpost.jp
62円切手シール式オフセット6色
シート構成
1)夏空 2)ラムネ 3)ヨーヨー 4)ひまわり1 5)ひまわり2 6)金魚鉢
余白:ひまわり畑
82円切手シール式
1)かき氷 2)海 3)貝1 4)貝2 5)ビー玉 6)スイカ
余白:波と砂浜
発行する郵便切手のデザインについて
夏をイメージし、様々なシーンでご利用いただけるようデザインした切手です。62円切手シート、82円切手シートともに日本の夏をイメージしたデザインとしました。